
87
2013.08.26
ビルの一室にあるカフェのような定食屋さん「食堂marumi-ya.」
※2014年6月に閉店しました。 線路沿いに建つビルの1室にある、玄米ごはんにこだわった定食と甘味のお店。大きな窓から陽がさんさんと降り注ぐ気持ちのよい空間で、おうちごはんを楽しめます。
ビルの一室ながら店内は明るく開放的
心と体が喜ぶ愛情たっぷりの家庭料理
自家製寒天とあんこを使ったあんみつで一息

ビルの一室ながら店内は明るく開放的

立川駅から6分ほど歩くと、線路沿いにピンクのビルが見えてきます。そのビルの206号室が、玄米ごはん定食と甘味のお店「食堂marumi-ya.」です。外から店内が見えないため、入るときにちょっとドキドキするかもしれませんが、扉を開けて店内に入れば想像以上の明るさと解放感に驚くはずです。ベランダからは陽が降り注ぎ、右手にある大きな窓からは隣接する公園の木々が顔をのぞかせています。 部屋の中央にあるオープンキッチンでは、店主の伊藤さんが料理を作っています。伊藤さんの一番のこだわりは玄米ごはん。柔らかく炊くことで、食べやすくなるだけでなく、玄米の甘みと香りをしっかり感じることができます。

心と体が喜ぶ愛情たっぷりの家庭料理

お店の看板定食「まるみや定食」1000円は、ごはん・メインのおかず・野菜の小鉢2品・自家製つけもの・三年番茶・プチフルーツのセット。ごはんは玄米ごはん+味噌汁か玄米おじや+薬味から、メインのおかずは3~4種類から1つ好きなものを選べます。 この日の野菜の小鉢は、塩味であっさり仕上げたインゲン・キャベツ・キノコの胡麻和えと、ジャガイモのシャリシャリとした食感がくせになる新ジャガ入りのピクルス。メインのおかずに選んだあじの南蛮漬けは、柔らかくてしっかりとした味。星型の大きなオクラと他の野菜のコントラストが鮮やかな、目にも美味しい一品です。「普通に手に入る食材を使って、おうちで食べるようなごはんを出したい」と伊藤さん。愛情いっぱいの家庭料理に心も体もホッとゆるみます。

自家製寒天とあんこを使ったあんみつで一息

人気の甘味は「黒糖みつのフルーツあんみつ」600円(三年番茶セット。その他のドリンクセットは1000円)。季節のフルーツがのったあんみつは、寒天もあんこも自家製です。 食事はほかに、「まるみや定食」より小鉢やごはんが少ない「こども定食」850円、メインのおかずをはずした「やさい定食」750円、「玄米おじや」600円があります。「今日は甘いものをしっかり食べたいから食事は少なめに」など、その日の気分とお腹のすき具合に合わせて選べるのもうれしい限り。丁寧につくられたおうちごはんをいただきに、ふらりと立ち寄ってみてください。

食堂marumi-ya.
しょくどうマルミヤ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
佐藤可奈子
ごはん
の人気記事
の人気記事