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2016.08.28
キュートな雑貨ショッピングから、映画のロケ地まで♪タイ北部・チェンマイで行きたいスポット3選
こんにちは! 旅暮らし系ライターの伊佐知美です。突然ですが、タイを旅したことはありますか? おいしいタイ料理、かわいい雑貨、リーズナブルなタイマッサージ、「コップンカー」や「サワディーカー」という挨拶を交えながら、微笑みの国のやさしさに包まれて過ごす穏やかな日々……。あぁ、思い出しただけで今すぐタイに戻りたくなります。 私のおすすめはタイ第2の都市・チェンマイ。「北方のバラ」と呼ばれる古都の魅力を、現地在住歴17年の大熊あゆみさんにうかがいます。
新旧が交わる魅惑の街で、お買い物や歴史探訪へ
チェンマイ在住者が教える!隠れた魅力スポットとは?
焼きたてパンや、もぎたて野菜が買える「JJマーケット」
空港近くの隠れ家カフェ「ハイダウェイ」
宿泊施設「ホシハナビレッジ」でチェンマイの豊かな時間を味わう
■大熊あゆみさんについての詳しいお話が知りたい方はこちら。
【かぐや姫の胸の内】タイ語、ベジタリアン、分かち合い。

新旧が交わる魅惑の街で、お買い物や歴史探訪へ

伊佐:チェンマイの雑貨は独特の色合いをした伝統工芸品が多く、マーケットを歩いていると目移りしてしまって、それが楽しくて仕方がありません! 大熊あゆみ(以下、大熊):手ごろな値段でかわいい雑貨が多いので、いろいろチェックすると楽しいと思いますよ。

「ワット・プラシン」や「ドイステープ」、旧市街のマーケットの様子
大熊:チェンマイは不思議な街です。 長年タイ王国の首都として栄えた古都だけあって、旧市街を中心に「ワット・プラシン」や「ドイステープ寺院」など壮大な寺院めぐりも楽しめますし、「ニマンヘミン通り」で最先端のカフェやショップを訪れることもできます。

若者の文化の発信地の中心「ニマンヘミン通り」の様子。サードウェーブコーヒーが飲めるカフェや、24時間営業のコワーキングスペースが並ぶ
大熊:私が惹かれたのはこの街が過去と現在を「混在」させてうまく成り立っているところと、ライフスタイルを好きに選べるところ。 旅行者であれば、高級ホテルでちょっとリッチに過ごすこともできるし、1日1000円以下でバックパッカーのように滞在することもできます。

チェンマイ在住者が教える!隠れた魅力スポットとは?

大熊さんがチェンマイ市内で過去10年間運営していた、土の家のカフェ「DinDee」にて。現在は閉店中で、次なるステップに向かって充電している最中だという。
伊佐:チェンマイで17年間暮らしてきた、大熊さんのとっておきの観光スポットを教えて下さい。 大熊:たくさんあって困りますね(笑)。でも、もし挙げるとしたら次の3つです。

焼きたてパンや、もぎたて野菜が買える「JJマーケット」

(画像:A Bakery ChiangMai Facebook)
大熊:チェンマイ市内はマーケットが多く、毎日催行の「ナイトバザール」や、日曜日の夕方以降のみ開催される最大規模の「サンデーマーケット」など、場所を変えれば街のどこかで日々マーケット散策が楽しめます。 なかでも私のおすすめは市内のヘルシー志向の人々が集うといわれる、土日開催の「JJマーケット」。 安全野菜やオリジナルのヘルシー系の料理を中心にブースが軒並み連ね、ベジタリアン料理はもちろん、私が焼いている「A Bakery」の天然酵母パンなどを始め、歩いているだけでもとっても楽しいマーケットです。ランチがてら立ち寄るのが◎。 ○JingJaiマーケット(通称JJマーケット) [所]旧市街から見て、スーパーハイウェイに程近い大型スーパー「テスコ・ロータス(カムティアン支店)」の手前、右側。 [時間]7:00〜11:00頃 [開催日]土曜、日曜日 ※訪問前に詳細はお問い合わせください。 [HP]https://www.facebook.com/jjmarketchiangmai

空港近くの隠れ家カフェ「ハイダウェイ」

(画像:The hideaway Facebook)
伊佐:ランチがおいしいカフェはありますか? 大熊:ハイダウェイの名の通り、自然の中にひっそりとたたずむ隠れ家カフェ。乳製品が有名で、「Dacheeso」ブランドの名でチェンマイ市内にチーズや牛乳などを多く卸しています。 それらを使った美味しいランチを食べながら、緑を眺めてゆっくりするのが私流の休日の過ごし方。 とはいえ空港近くとアクセスがよいので、旅行者の方は旅の最終日にふらりと訪れるのがいいかも。 ○The hideaway (ハイダウェイ) [所]140/93 moo.10 Amornivet Village Chiangmai-Hod Rd [TEL]+6653202257 [時間]8:00〜18:00 [休]不定休 [HP]http://www.artcafechiangmai.com/thehideaway.html

宿泊施設「ホシハナビレッジ」でチェンマイの豊かな時間を味わう

「ホシハナビレッジ」は、2009年公開の映画「プール」のロケ地となった、宿泊施設。HIVに母子感染した孤児たちの生活施設「バーンロムサイ」に隣接しています。 チェンマイ市内から車で30分ほど離れたさらに自然豊かなロケーションに位置しており、周囲は本当に静かで気持ちがいいです。 基本的には宿泊施設ですが、予約すれば週末はカフェのランチ利用(席に限りがあるので事前に予約するのがグッド)が可能。「バーンロムサイ」の子どもたちの成長や運営支援につながるオリジナルプロダクツを販売するショップもあるので、日帰りトリップするならここで決まり。もちろん宿泊もおすすめです。 ○hoshihana village [所]211 Moo 3 T.Namprae,A.Hangdong [TEL]+66631584126 [ランチ]土日限定11:30〜14:00 [HP]http://www.hoshihana-village.com/

伊佐:ありがとうございました! 10日間ほどの滞在でスーツケースがぱんぱんになるほど買い物をしてしまいました。フォトジェニックな場所も多いので、カメラ片手におさんぽするだけでも楽しめそうです。 大熊:チェンマイは包容力のある街。タイを訪れたらバンコクから足を伸ばして、ぜひチェンマイにも遊びに来てください。
【かぐや姫の胸の内】タイ語、ベジ料理、天然酵母パン。心に軸を持って新しい世界を拓きたい
来週は、チェコの人形作家・林 由未さんにお話しをうかがいます!どうぞお楽しみに。
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文:写真 『灯台もと暮らし』編集部 伊佐知美
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