地元の人が憩うコミュニティカフェ

西武池袋線・ひばりヶ丘駅から徒歩20分ほど、古くからある団地の建物をリノベーションして作られたコミュニティセンター「ひばりテラス11８」の一角に、2015年オープンした「コンマ,コーヒー」。

吹き抜けで開放感のあるテーブル席

店内に入ると、バターのいい香りが。オープンキッチンのカウンター席、吹き抜けのテーブル席、広々としたソファ席と、外観以上にゆったりとしたスペースが広がり、窓からは明るく暖かな光が差し込みます。 カウンター越しに交わされるお客さんとの気軽な挨拶や、ちょっとした世間話。そんなことからも、たくさんの方から愛されているお店だということがよくわかります。

焼きたての食パン

幅広い年齢層の方に気軽に集って、おいしい食べものや飲みものを味わってほしいという願いから、アレンジを効かせた新しいものだけでなく、プリンやシュークリームなど、昔からある素朴なスイーツも揃います。シンプルだからこそ、ひとつひとつすべて手作りにこだわり、カレーはスパイスから、パンもお店で焼き上げられています。

憧れのパンケーキを独り占め

こちらが、地元の人だけでなく、遠方からのお客様も食べにくるというお店の看板メニュー「ぐりとぐらのカステラパンケーキ」(850円／ドリンクセットは+150円)。子どもの頃に読んだ『ぐりとぐら』の、あのパンケーキそのままです。

お好みでメープルシロップをかけて

スキレットでサーブされる厚さ4、５cmのパンケーキは、低温でじっくりと焼き上げられ、ベーキングパウダー不使用でもふんわりふっくら。空気を含んだメレンゲを最後に加えることで生まれるキメの細かい生地は、ふわふわしっとり、とろけるような食感です。柔らかい甘さが口の中に広がり、思わず笑みがこぼれます。

目の前で淹れてくれるこだわりのコーヒー

コーヒーは、季節ごとに豆の種類やブレンドが変わっていきます。スタッフが自ら味わい、確かなものを選ぶそう。カウンターでスタッフのコーヒーの豆知識を聞きながらいただくと、また一層味わい深く感じられますよ。今後は、オリジナルの豆に切り替えるそうなので、そちらも楽しみですね。