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2016.06.02
鎌倉で暮らすように旅をする。江ノ電が目の前を走る、干物カフェ「ヨリドコロ」
※こちらの記事は2016年6月2日に公開されたものです 素材と焼き方にこだわった「干物」を、まるで我が家にいるような居心地のよい雰囲気の中でいただける和テイストのカフェ「ヨリドコロ」。窓から手を伸ばせば届きそうなほど近くを走る江ノ電を眺めながら、おいしい朝ごはんを味わってみませんか?
大正時代の古民家を改装した心地よい空間
「鎌倉の日常を旅する」がコンセプト
とろ〜り濃厚な厳選タマゴを使った「卵かけごはん」
あんみつや自家焙煎コーヒー。こだわりのカフェメニューも人気
ライブやアートイベントも開催

大正時代の古民家を改装した心地よい空間

江ノ電の線路沿いにある一軒家の古民家カフェ
江ノ島電鉄「稲村ケ崎駅」から線路沿いに歩くこと約2分。鎌倉の街並みにとけ込むように佇む、干物カフェ「ヨリドコロ」があります。 大正時代に建てられた民家をリノベーションした店内は、木の温もりを感じる安らぎの空間。実はこちらのお店、大工さんをはじめ、いろいろな人たちの協力を得ながらスタッフの手で改装したのだそう。多くの人の想いが絆でつながれた、みんなの“より所”となっています。

パノラマ窓の目の前をは走る江の電は迫力満点

人々の絆がつくりあげた温もりあふれる店内。机もスタッフの手作り。

「鎌倉の日常を旅する」がコンセプト

アジ干物定食(漬物・ごはん[白米/15穀米]・みそ汁[麦味噌]つき600円)、こだわり卵(プラス180円)
旅について、“非日常を求めて訪れた先で出会うのは、その土地の日常”と語るのは店長の恵さん。例えば、江ノ電が走る地元の何気ない風景が、訪れる人にとってはおどろきや感動になります。 そんな心温まる出会いを楽しみながらいただく朝ごはんは格別。お皿にのった天日干しの干物はふっくらと焼き上げられ、まさに”味よし・素材よし”の美味しさ。 味噌汁は、ほんのり甘味のある麦味噌を使ったまろやかな味わい。香りと味を楽しみながら、お箸がどんどん進みます。

とろ〜り濃厚な厳選タマゴを使った「卵かけごはん」

ごはんがすすむ、人気の「卵かけごはん定食」(500円)
スタッフが自分たちの足で探したという、こだわりのタマゴは「卵かけごはん」でいただきます。白身だけをよ~く泡立て、ふんわりしたらご飯の上へ。ぷるぷる弾力のあるオレンジ色の黄身をそっとのせれば、絶品「卵かけごはん」が完成。 口あたり滑らかな「甘口しょうゆ」もタマゴによく合います。味噌汁と 香物付きでワンコインなのも嬉しいですね。

あんみつや自家焙煎コーヒー。こだわりのカフェメニューも人気

小田原鈴木製餡所のあんこを使ったおいしいあんみつ(580円)
上品な甘さがクセになる、こだわりの“あんこ”を使った「あんみつ」はカフェタイムの人気メニュー。抹茶とバニラが選べるアイスクリーム、食感が楽しめる白玉との絶妙な味わいが楽しめます。 自家焙煎している「ツバメさんのコーヒー」の深みある味は、デザートはもちろん、干物との相性も抜群。葉っぱの形をしたコーヒーソーサーが、優しく心を和ませてくれます。

干物との相性も抜群、ツバメさんのコーヒー(420円)

ライブやアートイベントも開催

古材を重ね合わせてつくられたオシャレな壁
「ヨリドコロ」では、店内の和室をステージにしたライブイベントやアーティストのギャラリー展なども開催しています。情報はホームページに掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

奥にある和室はくつろぎの空間
旅好きの仲間たちが創り上げた、ゆったりと時間が流れるカフェ「ヨリドコロ」。訪れる人とのふれあいを大切にした優しい空間で、心もリフレッシュできる美味しい朝食を味わいに出かけませんか。

ヨリドコロ
ヨリドコロ
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樋口美穂・高橋玲子 写真:高橋玲子
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